無印良品は、ふだん使いできるモノを防災用品として提案してきました。備えは日常の中にあることが大切であり、それらを「使いこなせてこそ本当の防災力になる」と思うからです。
まず、自分の身は自分で守る。もう一度、身の回りを点検してみませんか。そして必要と感じたものがあれば、それを一つずつ取り入れてみませんか。「わたしの備え」は、そんなところから始まります。
ローリングストック法の活用をおすすめします。定期的に食べて、食べた分を買い足しする方法です。
いつも食べなれているレトルトのカレーなどを非常食として、常に蓄えて、入れ替えます。目安は一人分4日間計算で12食分用意しましょう。
(使用期限や賞味期限に合わせて、定期的なメンテナンスをしてください。)
口の中を清潔に保つことができないと、肺炎などの命に関わる感染症になることがあります。阪神淡路大震災の際にも実際に、水不足により歯磨きを怠り、肺炎になってしまった方々がいます。無印良品の歯磨きシートは、旅行用品としても大変重宝されているアイテムです。シートを人さし指に巻き付けて口の中の汚れをふき取ります。
避難所などでは大勢の人と生活を共にすることがあります。不便な状況でも、感染症などにかかるリスクを減らすため手指は清潔を保ちましょう。身体が洗えないときは、汗ふきシートで汗を拭くだけでもさっぱりします。
普段使いはもちろん、いざというときに手元にあると安心するあかりをご用意しています。
持ち運びできるあかりは、停電時に、自動で点灯するようにデザインしました。LED懐中電灯は半透明のシェードを採用した懐中電灯です。単3乾電池1本で使用できます。防雨形なので、屋外でも安心してご使用いただけます。センサーライトは、暗い場所でセンサーが人を感知すると数十秒間点灯します。
家の中で、飲料や食料をまとめて蓄えておくときには、中身が見えるようにひとまとめにしておくと、いざという時に探しやすく、運びだす時にも便利です。
日頃からもしもの時の最低の必需品を車に積んで備えておくのも、おすすめです。いざという時に素早い行動がとれます。荷物を重ねたり、振動にも、頑丈収納ボックスが便利です。
リュックサックは玄関やまくら元に常に用意しておくことで、いざという時にさっと持ち出せます。さらに背負うことで、両手が自由になるので歩きにくい道でも安全です。
日常使っていない時も、最低限の非常用の替えの下着や日常必需品を揃えて、キャリーバッグにまとめておくと、いざという時に運びやすく、素早い行動を助けてくれます。
非常時にあると助かるものを揃えました。
万一の際には、いち早く消火を行うことが大切です。消火器としての消火性能はもちろん消火剤の安全性やデザインにも配慮しました。消火剤は、お酢の成分と安全な食品原料から作られた、人にやさしい中性薬剤を使用しています。ストーブ火災や天ぷら油火災など、家庭で起こりうる様々な火災に安全に対応でき、使用した後の片付けも楽です。
手回しダイナモで充電できる充電ラジオは、USB出力機能により、携帯電話やスマートフォンの充電も可能な優れものです。